日揮HDが小幅安、国内大手証券は「1」を継続
日揮ホールディングス<1963>は小幅安。今月19日に1730円の高値をつけた後、足もとでは1600円前後で調整しているが、SMBC日興証券は28日、同社株の投資評価「1」と目標株価2000円を継続した。同証券では21年3月期以降の業績急回復を予想しており、「依然割安感は大きい」と指摘している。同社は10月にモザンビークで大型LNGプロジェクトを受注したと発表したが、今後もイラクや米国で大型受注が期待できると予想。19年3月期から23年3月期にかけて8000億円を超える受注規模が継続すると見込んでいる。20年3月期の連結営業利益は190億円(前期比18%減)に対し、21年3月期は383億円、22年3月期は635億円と大幅増益を予想している。