ピープル大幅安、生産移転に伴う影響で20年1月期営業益予想50%減
ピープル<7865>が大幅安となっている。同社は2日取引終了後に、非開示となっていた20年1月期通期の連結業績予想を公表。売上高見通しを36億2800万円(前期比12.5%減)、営業利益見通しを2億1600万円(同50.0%減)としていることが嫌気されているようだ。
中国製造玩具の米国輸入関税引き上げの可能性を視野に、今秋から生産国を中国外に移転する対策を講じており、これに伴って製造対象となる米国向けマグネット遊具「Magna-Tiles」の出荷調整が第4四半期の売上高に大きく影響する見通し。また、国内市場では抱き人形市場の著しい回復が見込みにくく、引き続き厳しい状況を予想している。