内田洋とウチダエスコがともにS高カイ気配、すべての小中学生にIT端末と報じられる
内田洋行<8057>とウチダエスコ<4699>がともにストップ高水準でカイ気配となっている。両社ともに11月29日に第1四半期(7月21日~10月20日)連結決算を発表し、営業利益が通期予想を上回ったことに加えて、きょう付けの日本経済新聞朝刊で「2023年度までにすべての小中学生がパソコンなどのIT(情報技術)端末を利用できるようにする予算を盛り込む」と報じられたことを受けて、思惑的な買いも流入しているようだ。
記事では、文部科学省によると小中高のパソコン配置は19年3月末で5.4人につき1台にとどまるが、政府が主導して都道府県の単位などによる調達でコストを下げ、早期整備を目指すという。教育現場向けパソコン販売で実績が多いだけに、両社業績への恩恵が期待されている。