<動意株・4日>(大引け)=クレオス、ビープラッツなど

材料
2019年12月4日 15時07分

GSIクレオス<8101>=急伸。午前中に、凸版印刷<7911>と共同で、生分解性プラスチックのレジ袋などを開発したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。開発したレジ袋は、GSIクレオスが供給する生分解性に優れた樹脂(「Mater-Bi(マタビー)」)を原料とし、凸版印刷がフィルム製造や成型の製造技術力・開発力を生かして製品化に成功したという。従来の石油由来のものに替わる、自然環境の中で容易に分解されるレジ袋として、コンビニエンスストアなどでの普及を見込んでおり、今月からレジ袋やごみ袋、日用品を中心とする製品などとして販売を開始するとしている。

ビープラッツ<4381>=一時ストップ高。午前11時ごろ、同社が提供するサブスクリプション統合プラットフォーム「Bplats」に関して、ISID<4812>と販売パートナーシップ契約を締結したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

今回の契約に基づき、ISIDは製造業をはじめとする大手企業を対象に「Bplats」の販売を開始する。更に、新たな顧客体験創出に向けた事業開発の企画・検討から立ち上げまで一連のプロセスをトータルで支援するとしている。

大泉製作所<6618>=上げ足早める。4連騰で全体相場と軌道を異にした上昇トレンドを形成している。一時26円高の813円と10月29日以来の800円台回復を果たした。同社はリチウムイオン電池など2次電池用温度センサーを手掛けており、電気自動車(EV)関連の一角として物色人気を集めている。きょうは、4日付の日本経済新聞朝刊で「中国政府は2025年に、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)など中国の新エネルギー車が新車販売に占める比率を25%と従来目標(20%)から引き上げる」と報じられており、これに伴い同国でのEV普及が加速するとの思惑を手掛かりに投資資金の買い攻勢が続いている。

THEグローバル社<3271>=大幅反発。3日の取引終了後、子会社グローバル・ホテルマネジメントが、ホテルやレストランの企画運営を行うPlan・Do・See(東京都千代田区)と業務提携したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。今回締結した業務提携は、Plan・Do・Seeの持つホテル・レストランなどでの企画運営ノウハウと、グローバル社グループが持つ不動産企画開発におけるノウハウを融合させ、より上質のホスピタリティを提供することが狙い。グローバル・ホテルマネジメントでは現在、京都市内で8棟270室のホテルオペレーションを行っているが、20年春から20年末までに開業予定の「(仮称)京都Global HOTEL Project」18棟771室を、Plan・Do・Seeとの共同オペレーションで展開するとしている。

サインポスト<3996>=ストップ高。同社は金融機関向け中心にITコンサルティングを手掛けるほか、人工知能(AI)ビジネスにも積極的に取り組んでいる。3日取引終了後、来春開業の高輪ゲートウェイ駅に無人AI決済店舗1号店「TOUCH TO GO」をオープンすることを発表、これを材料視する買いを呼び込んでいる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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