10日の株式相場見通し=やや売りに押される展開か、重要イベント前に様子見

市況
2019年12月10日 8時03分

10日の東京株式市場はやや売りに押される展開が予想され、日経平均は4日ぶり反落となりそうだ。前日の米国株市場ではNYダウが反落、12月15日に予定される対中制裁関税の第4弾発動を控え、米中協議の先行きに対する警戒感が根強い。今週はFOMCやECB理事会、英国総選挙の結果待ちで積極的に買い向かう動きも期待しにくい。ただ、足もと外国為替市場では1ドル=108円台半ばで落ち着いた動きを示しており、下値を売り込むようなリスクオフの動きも想定しづらく、押しても下げ幅は限定的とみられる。

9日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比105ドル46セント安の2万7909ドル60セントと4日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は、同34.702ポイント安の8621.827だった。

日程面では、きょうは11月のマネーストック、11月の工作機械受注、10月の特定サービス産業動態統計速報など。また、テクノフレックス<3449>が東証2部に、ALiNKインターネット<7077>がマザーズに新規上場する。海外では、11月の中国消費者物価指数、中国生産者物価指数の発表、11日までの日程でFOMCが開催される。このほか任天堂<7974>の「ニンテンドースイッチ」が中国で販売開始。

出所:MINKABU PRESS

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