注目銘柄ダイジェスト(前場):グッドコムA、YEデジタル、シーイーシーなど

市況
2019年12月11日 11時56分

シーイーシー<9692>:2198円(-87円)

大幅反落。前日に第3四半期決算を発表している。累計営業利益は44.4億円で前年同期比20.1%増益、11月15日に訂正した上半期実績は28.7億円で同13.1%増益、やや増益率は高まる形になっている。ただ、IoT関連として業績期待は高く、11月以降はリバウンド基調を強めていた。通期業績上方修正の期待もあったとみられ、予想据え置きを受けていったん出尽くしムードも強まる展開とみられる。

山岡家<3399>:2130円(+85円)

年初来高値を更新。20年1月期の年間配当を従来予想の14.00円から16.00円(前期実績14.00円)に増額修正している。20年1月期第3四半期累計(19年2-10月)の営業利益は前年同期比23.4%増の4.02億円で着地した。人材不足を解消するための施策に重点的に取り組んだことが奏功した。通期予想は前期比11.9%増の4.54億円で据え置いた。進捗率は88.5%に達しており、計画を上回る可能性があるとの期待から買いが入っている。

YEデジタル<2354>:571円(+28円)

急反発。西日本鉄道子会社の西鉄エム・テックと、バス停を情報媒体として活用する「スマートバス停」事業の全国展開で業務提携したと発表している。今後は両社間の資本提携についても協議を進めるようだ。液晶パネルや電子ペーパーを使い手作業での時刻表の更新をなくし、事故情報や広告の配信でバス停の利便性や収益性を高めていく。今後の収益寄与、並びに、企業体質の強化につながっていくとの見方が優勢に。

グッドコムA<3475>:2105円(+216円)

急騰。前日に19年10月期の決算を発表している。営業利益は17.6億円で前期比4.6%増益、従来予想の17億円をやや上回る着地となっている。第3四半期累計では前年同期比20.0%減益であったため、8-10月期は収益が急回復する格好になっている。また、販売戸数の増加を要因に、20年10月期は23.4億円で前期比33.1%増と大幅増益の見通し。収益増によって年間配当金も前期の47円から61円への増配を見込んでいる。

ALiNK<7077>:4030円

公開価格(1700円)の約2.36倍となる4020円で初値を付けた。前日に上場したが、買い注文が殺到し、取引が成立していなかった。会社設立は13年3月15日。主な事業は天気予報専門サイト「tenki.jp」の運営。20年2月期の営業利益予想は前期比9.3%減の3.17億円。コンテンツ提供やユーザビリティの向上、広報活動の強化などで業容拡大に努め、専門性の高い人材の採用を行う。第2四半期累計の実績は1.90億円。進捗率は59.9%。

テンポスHD<2751>:2314円(+66円)

大幅に続伸。20年4月期の営業利益を従来予想の21.62億円から23.35億円(前期実績19.53億円)に上方修正している。持分法による投資利益が1.51億円(前年同期比192.3%増)となったことなどから、利益が拡大する見通し。第2四半期累計(19年5-10月)の実績は前年同期比31.2%増の12.22億円で着地した。物販事業などが伸長し、全体の利益を押し上げた。

《ST》

提供:フィスコ

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