伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 12月22日版(2)
日経平均株価、NYダウ――本年上昇の最終局面へ(後編)
2.注目される週明け23日のNYダウの動向
日経平均株価は、12月4日以降、11月から続く保ち合いの動きを抜け出して、新たな上昇局面へ入りました。この上昇は、12月13日の急上昇の後、上値重く推移しています。昨年1月の値動きと同様、 NYダウが上昇している中で、日経平均は12月17日~20日まで下値を試す流れになっています。
昨年1月と同様、日経平均に積極的に上げる人気が薄く、NYダウの上昇と円安の後押しがなければ戻り高値を更新できないのだとするなら、日経平均が戻り高値を超えられる場所は、週明け後の23日、24日くらいしかないのではないかと考えられます。
12月20日のNYダウは史上最高値を更新して、前日終値比78ドル高で引けています。
その過程で20日の夜間取引での225先物期近は小幅反発場面となっています。 ドル・円相場は、109.45円に位置している状況です。
23日の日経平均は価格が上放れて始まり、ドル・円が若干の円安余地の残されている状況です。
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