昭電線HDが大幅続伸で11年4カ月ぶり高値、光ファイバー特需などに期待
昭和電線ホールディングス<5805>が大幅続伸で、リーマン・ショック前の2008年8月以来約11年4カ月ぶりの高値圏に浮上している。12月に入ってから、法人筋とみられる継続的な資金流入が観測されている。今月5日に政府が打ち出した経済対策では電線地中化の推進も見込まれている。光ファイバー特需が同社の収益チャンス拡大につながるとの思惑が物色人気の背景にあるが、PERが10倍未満と割安なうえ、足もとの好調な業績も評価されている。19年4~9月期営業利益は前年同期比88.8%増と急拡大、20年3月期通期見通しの73億円(前期比10%増)は上方修正余地が意識される。