「医薬品」が業種別値上がり率首位、第一三共をリード役にディフェンシブの強み発揮

材料
2019年12月23日 11時00分

第一三共<4568>の大幅高を筆頭に薬品株が総じて強く、全体相場が今一つ盛り上がりに欠けるなか、業種別騰落率で「医薬品」は33業種中値上がり1位となっている。米株高を受けリスク選好ムードは強いものの、足もとはクリスマス休暇に伴い海外投資家の参戦が少なく、主力株には利益確定の売り圧力も強い。内需のディフェンシブストックである薬品株が相対的に強みを発揮している。特に第一三共は抗体薬物複合体を活用した抗がん剤に対するマーケットの評価が高く、機関投資家とみられる中期的な買いを呼び込んでいる。

出所:MINKABU PRESS

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