免疫生物研はプラス圏に浮上、韓国企業とSFTS治療剤の共同開発契約を締結
免疫生物研究所<4570>は後場に入ってプラス圏に浮上している。同社はきょう、韓国のABCONTEK社とダニ媒介性感染症である重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の伝染病治療薬「SFTS治療剤」に関する共同開発契約を締結したと発表。これが材料視されているようだ。
この契約は、SFTSを治療するための抗体医薬品候補「ACT101」を共同開発し、早期に承認を目指すもの。ABCONTEK社は現在、23年度を販売開始の目標として「ACT101」の製造プロセス構築を開始しており、免疫生物研と共同開発を行うことで開発を加速させ、韓国だけでなく日本市場での実用化を目指すとしている。