郵船、商船三井など海運株が安い、中東リスクとバルチック指数急落の影響受ける

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2020年1月8日 10時30分

日本郵船<9101>、商船三井<9104>などをはじめ海運株の下げがきつい。東証1部33業種中で「海運」は値下がり率トップに売り込まれる場面があった。米軍が駐留するイラクの基地がイランの報復攻撃に晒されたことで、中東の地政学リスクへの警戒感が一気に強まった。原油タンカーなどの運航にも影響を与える可能性があり、海運セクターには目先筋の売りがかさんでいる。一方、鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数は昨年12月初旬から一貫して下げ続けており、直近では1000大台を下回り844まで水準を切り下げており、これも株価の上値を押さえる要因となっている。

出所:MINKABU PRESS

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