日本仮想通貨交換業協会、19年11月度会員統計を公開【フィスコ・ビットコインニュース】

通貨
2020年1月14日 14時49分

暗号資産(仮想通貨)業界の自主規制団体である日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)は10日、現物取引高や口座数などの2019年11月度の会員統計情報を公開した。統計は同協会に所属する会員各社の取引状況を集計したもので、会員から提出された報告等を基に資料を作成したとしている。

公開された資料によれば、2019年11月には、現物取引高が3518.60億円、証拠金取引高が3兆470.958億円となった。現物取引における各仮想通貨における1通貨単位で数えた数量では18.24億と、同年9月(23.99億)、10月(25.28億)よりも下がり、2019年1月以降の数値の中で最も低い数量となった。

利用者預託金残高の合計は約3,376億円で、このうち仮想通貨は約2,556億円、現金が約3,519億円だった。利用者の設定口座数は約319万で、そのうち稼動しているのは約199万と稼働率は約62%であったもよう。利用者預託金残高で、仮想通貨の数量による計量では132.67億と2019年1月からの数値で最も高かった。

また、11月の現物取引高上位仮想通貨は1位がビットコイン(BTC)で約2,974億円、2位がリップル(XRP)で約325億円、3位がイーサリアム(ETH)で約82.44億円、4位がビットコインキャッシュ(BCH)で約70.43円、5位がモナコイン(MONA)で30.86億円となり、取引において人気の高い仮想通貨の順位は10月と比較して変わらなかったようだ。

《HH》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.