キャリアリンク---3Q増収・大幅な増益、事務系人材サービス事業・営業系人材サービス事業が好調に推移

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2020年1月15日 15時58分

キャリアリンク<6070>は14日、2020年2月期第3四半期(19年3月-11月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.1%増の157.68億円、営業利益が5.70億円(前年同期は0.41億円の利益)、経常利益が同387.0%増の5.70億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同851.0%増の4.13億円となった。

事務系人材サービス事業の売上高は前年同期比2.3%増の114.95億円、営業利益は4.92億円(前年同期は0.15億円の利益)となった。消費税増税関連のスポット案件が予想以上に受注できたことやテレマーケティング事業者向け及び金融機関向けの派遣案件及び給与計算受託業務等が好調に推移した。利益面では、消費税増税関連スポット案件をはじめとするBPO案件及び給与計算受託業務のうち売上総利益率の良い受注案件の売上増により、売上総利益が増加した。

製造系人材サービス事業の売上高は前年同期比5.3%増の24.31億円、営業利益は同50.1%減の0.20億円となった。中国経済の減速の影響を受け、製造加工業者からの受注量が減少したものの、食品加工業者からの受注量が好調に推移した。利益面では、食品加工部門の売上高増加に伴い、売上総利益が増加した一方で、製造加工部門の売上高減少及び売上総利益率の低下に伴い売上総利益が減少した。また、就業スタッフの募集費及び研修費が嵩んだことや人件費が増加した。

営業系人材サービス事業の売上高は16.32億円(前年同期は0.83億円)、営業利益は0.55億円(同0.15億円の損失)となった。2018年10月から受注開始したキャッシュレス決済関連受託業務の受託地域が順調に拡大した。

その他の売上高は前年同期比5.7%増の2.09億円、営業利益は同32.3%増の0.01億円となった。ジャパン・ビジネス・サービスの子会社である東京自動車管理における「自動車管理事業」である。

2020年2月期通期については、売上高が前期比12.9%増の210.20億円、営業利益が同217.1%増の5.95億円、経常利益が同105.1%増の5.95億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同148.7%増の4.25億円とする、1月9日に上方修正した業績予想を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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