東京株式(前引け)=反発、米中第1段階合意は織り込み済みで上値に重さ

市況
2020年1月16日 11時50分

16日前引けの日経平均株価は前営業日比34円32銭高の2万3950円90銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は4億9964万株、売買代金概算は8931億8000万円。値上がり銘柄数は824、対して値下がり銘柄数は1215、変わらずは121銘柄だった。

きょう前場の東京市場は、買い優勢の展開も上値の重さが目立った。米中貿易協議は第1段階の合意文書の署名が行われたが、事前に織り込まれていたほか第2段階の合意には時間を要するとの見方から、積極的に上値を買う動きにはつながっていない。アジア株市場は高安まちまちの展開ながら、外国為替得市場で円安が一服していることが買い手控え要因となり、値下がり銘柄数は値上がり数を大幅に上回りTOPIXはマイナス圏で引けた。また、前引け時点で売買代金は9000億円に届かなかった。

個別ではソニー<6758>が堅調、ファーストリテイリング<9983>も高い。第一三共<4568>が物色人気となり、スズキ<7269>、SUBARU<7270>など自動車株も上昇した。セラク<6199>が値上がり率トップに買われ、テー・オー・ダブリュー<4767>も大幅高。半面、ソフトバンクグループ<9984>が軟調、任天堂<7974>も冴えない。安川電機<6506>が売り優勢、SMC<6273>も値を下げた。資生堂<4911>も安い。ジェイリース<7187>、ニッケ<3201>などが大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

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