国内、海外ともに売りポジションが増加【フィスコ・ビットコインニュース】

通貨
2020年1月16日 14時34分

年明けから中東情勢が緊迫する中、ビットコイン(BTC)は安全資産としての買いが進み上昇相場が続いている。1月13日にシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のビットコイン・オプション取引開始がされると、それをきっかけに14日から16日にかけてBTC価格は8,100ドル台から一気に9,000ドル手前まで高騰した。

一部国内取引所が出している投資家の未決済建て玉情報(1月15日時点)によれば、85万円台の買いが1月8日時点比で買い越し超過から売り越し超過に変わった。また、90万円台、95万円台ではともに1月8日時点と比較して買い越し超過が拡大している。一方で、海外の大手仮想通貨取引所ビットフィネックスでは、6日から13日までの一週間あまり3,000枚台に減少していたショートポジションは14日以降に急増して約2週間ぶりに再び6,000枚を突破している。ロング・ショートの比率は83%で、6日時点の90%からは7%減少。まだロングポジションが圧倒的に多い状況には変わらないが、ロングポジションは12月末の47,000枚台をピークに29,000枚台まで減少した。売りポジションは国内、海外ともに増加している。

昨年10月や12月にはビットフィネックスでショートポジションが1万枚台まで積み上がった直後に買い戻しのような動きが建玉と価格で観測されたことがあり、引き続き動向に注意しておきたい。

《SI》

提供:フィスコ

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