テラスカイ6連騰で新値街道、クラウド導入支援好調で量子コンピューターでも思惑
テラスカイ<3915>が6連騰で、一時5.6%高の3215円まで買われ連日で昨年来高値を更新した。米セールスフォース・ドットコムのシステムで構築するクラウド導入ビジネスを展開、企業のIT投資による業務改革を促すDX(デジタルトランスフォーメーション)関連の最右翼として存在感を示している。20年2月期業績は営業利益段階で前期比4倍の4億9800万円と急拡大を予想しているが、第3四半期である19年3~11月期に5億5800万円と既にその計画ラインを大きく上回ったことでサプライズを呼んだ。企業のクラウド導入ニーズを背景に、21年2月期以降の成長期待も強い。また材料株としての切り口では、量子コンピューター関連ビジネスを手掛ける子会社キューミックスを設立し、IBMと連携して同分野を戦略的に深耕していることで買い人気を増幅させている。