概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数はまちまち、海外環境の改善が支援材料

市況
2020年1月20日 9時48分

【ブラジル】ボベスパ指数 118478.3 +1.52%

17日のブラジル市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1774.09ポイント高(+1.52%)の118478.3で取引を終えた。116709.9から118479.00まで上昇した。

買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けにかけて上げ幅をじりじりと拡大させた。米株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、中国の経済指標が堅調だったことや原油価格の上昇なども支援材料となった。

【ロシア】MICEX指数 3196.88 +1.26%

17日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比39.65ポイント高(+1.26%)の3196.88で取引を終了した。3159.23から3198.32まで上昇した。

買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外環境の改善が支援材料。12月の中国の鉱工業生産や小売売上高などが市場予想を上振れたほか、アジアや欧州株はほぼ全面高となった。また、原油価格の上昇なども資源セクターの支援材料となった。

【インド】SENSEX指数 41945.37 +0.03%

17日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比12.81ポイント高(+0.03%)の41945.37、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同3.15ポイント安(-0.03%)の12352.35で取引を終えた。

買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。前日の米株高や今後の米中通商協議へのポジティブな見方が優勢になっていることなど海外環境の改善が支援材料。また、この日のアジア市場がおおむね堅調な値動きを示していたことを受け、インド株にも買いが先行した。

【中国本土】上海総合指数 3075.50 +0.05%

17日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比1.41ポイント高(+0.05%)の3075.50ポイントと4日ぶりに反発した。

中国景気の持ち直し期待が強まる流れ。取引時間中に公表された2019年12月の各種経済統計では、小売売上高や鉱工業生産などが事前予想を上回った。注目の19年GDP成長率は予想に届かなかったものの、政府目標の範囲内。10-12月期GDP成長率が予想通りで着地するなか、中国の安定成長が意識された。ただ、上値は限定的。米中通商協議「第1段階の合意」署名式が通過したこととあわせ、指標発表の材料出尽くし感が漂った。指数はマイナス圏で推移する場面もみられている。

《CS》

提供:フィスコ

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