くろ工が急反落、19年11月期営業利益が計画下振れ赤字で着地

材料
2020年1月20日 13時43分

くろがね工作所<7997>が急反落している。17日の取引終了後に発表した19年11月期連結決算が、売上高95億5000万円(前の期比13.5%減)、営業損益2億2500万円の赤字(前の期2200万円の赤字)となり、従来予想の営業利益6000万円を下回り、前の期に比べて赤字幅が拡大したことが嫌気されている。

家具関連事業で金融機関や大手企業の大口移転案件が減少したことに加えて、建築付帯設備機器事業で第4四半期における医療福祉関連施設の着工・完工案件で減少や遅延があったことなどが影響。また、鋼材・樹脂などの原材料価格の高止まりが想定よりも継続していることも利益を押し下げたという。

なお、20年11月期業績予想は、売上高105億円(前期比9.9%増)、営業利益1億円と黒字転換を見込んでいるが、これに対する市場の反応は限定的のようだ。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.