23日の株式相場見通し=売り優勢、新型肺炎の影響引きずる展開か

市況
2020年1月23日 8時18分

23日の東京株式市場は、やや売り優勢の展開となることが予想される。前日の米国株市場では主要株指数が高安まちまちの展開となり、NYダウは小幅に下げたものの、ナスダック総合指数はプラス圏を維持した。アップルが半導体メーカーにiPhone向けの増産要請をしたことが伝わり、半導体関連銘柄が買われて全体相場を支えたことは、東京市場でも同関連株にポジティブ材料となる。一方、ボーイングやキャタピラーなど中国関連株の一角が安く、引き続き新型肺炎の感染拡大に対する警戒感が強いなか、東京市場でも影響を受けそうだ。また、きょうは引け後に日本電産<6594>の決算発表予定されており注目される。日本電産以外にも国内企業の決算発表が本格化することで、これを横目に思惑が交錯しそうだ。

22日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比9ドル77セント安の2万9186ドル27セントと小幅続落。ナスダック総合株価指数は、同12.961ポイント高の9383.768だった。

日程面では、きょうは12月の貿易統計、11月の景気動向指数(確報値)、12月の全国スーパー売上高など。海外ではECB定例理事会の結果とラガルド総裁記者会見、12月の米景気先行指標総合指数、米10年債(インフレ連動国債)の入札など。

出所:MINKABU PRESS

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