山一電機が5%超の上昇で昨年来高値、半導体中小型株人気に乗りアップル関連の思惑も
山一電機<6941>が一時5.8%高と値を飛ばし1800円台を回復、昨年来高値を更新した。ここ半導体関連の中小型株に上げ足を加速させる銘柄が増えている。そのなか、半導体検査用ソケットを手掛ける同社株は相対的に出遅れ感があり、値幅取りを狙った大口の買いが流入している。また、米アップルのサプライヤーとしても注目され、アップルがiPhoneの低価格版を3月に発売するとの思惑や、iPhoneの想定を上回る需要を背景に台湾の半導体受託生産最大手TSMCに半導体増産を要請したことなどが、株価刺激材料として投資資金を誘導している。