ディスコが3日続伸、第3四半期業績が従来予想上回る
ディスコ<6146>が3日続伸している。23日の取引終了後に発表した第3四半期累計(19年4~12月)連結決算が、売上高1022億9800万円、営業利益256億6900万円となり、会計基準変更のため前年同期との比較はないものの、従来予想の売上高975億円、営業利益223億円を上回って着地。また、未定としていた期末配当を320円とし、年間配当を411円と前期比89円増としたことが好感されている。
半導体メーカの設備投資が、上期は慎重な姿勢が続いたものの、下期から一部量産用途で投資再開の動きが見られ、精密加工装置の出荷額が底堅く推移したことが寄与した。また、消耗品である精密加工ツールも顧客の設備稼働率に持ち直しの動きが鮮明となっているという。
同時に、未定としていた20年3月期連結業績予想を発表しており、売上高1353億円、営業利益325億円を見込んでいる。