<注目銘柄>=エスプール、独自の障害者雇用支援が成長牽引

材料
2020年1月29日 10時01分

エスプール<2471>は1月15日に昨年来高値954円を付けたあと調整しているが、好業績期待を背景に4ケタ乗せに向けた動きが期待できる。

同社は、人材派遣・紹介の人材アウトソーシングサービスを主力に、障害者専用の企業向け貸し農園の運営などを行う障害者雇用支援サービスや、EC通販の発送代行などを行うロジスティックスアウトソーシングなどを展開。人材アウトソーシングと障害者雇用支援で売上高の87%(19年11月期)を占め、業績を牽引している。 

特に障害者雇用支援サービスは、同社が障害者を働き手とする企業向け貸し農園を運営し、顧客企業が障害者を直接雇用することで、顧客企業の法定雇用率改善をサポートする独自性の強いサービスで、貸し農園の開設増で成長続く。事業内容からESG関連銘柄としての注目も高いようだ。

20年11月期は営業利益20億円(前期比24.7%増)と5期連続最高益更新の見込みだが、調査機関によっては23億円強を見込むところもある。会社側が業績見通しを保守的にみる傾向もあることから、上振れの可能性は十分にあろう。(仁)

出所:MINKABU PRESS

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