アズームは急反落、第1四半期は実質大幅減益で最終赤字
アズーム<3496>は急反落している。28日の取引終了後に発表した第1四半期(19年10~12月)連結決算は売上高8億4200万円、営業利益100万円、最終損益200万円の赤字で着地した。今期から連結決算を開示したため前年同期との比較はないものの、前年同期の単独決算との比較では売上高46.7%増、営業利益93.8%減となり、最終損益が赤字転落したことを嫌気した売りが出ている。
遊休不動産活用事業で、月極駐車場サブリースサービスでの稼働台数の増加や紹介サービスでの紹介数増加により売上高は伸長したものの、子会社の人員採用などコスト増があり利益を圧迫した。
なお、20年9月期通期業績予想は、売上高39億2800万円、営業利益1億9000万円、最終利益1億1700万円の従来見通しを据え置いている。前期の単独決算との比較では、売上高44.0%増、営業利益2.0倍、純利益2.1倍の見通しだ。