M&AキャピがS安、第1四半期94%営業減益
M&Aキャピタルパートナーズ<6080>がストップ安の3460円に売られている。30日の取引終了後に発表した第1四半期(19年10~12月)連結決算が、売上高12億9500万円(前年同期比66.7%減)、営業利益1億1400万円(同94.2%減)、純利益1300万円(同99.0%減)と大幅な減益となり、好成長企業とのイメージが強かっただけにネガティブサプライズとなっているようだ。
成約件数が(同20.7%減)の23件にとどまり、かつ大型案件が9件から1件に減少したことが響いた。ただ、受託案件数(単体)は過去最高の274件(同22.3%増)と伸長しており、会社側では「通期業績予想の達成に向けては第2四半期以降で挽回できる」としている。
なお、20年9月期通期業績予想は、売上高137億600万円(前期比8.9%増)、営業利益59億円(同0.8%増)、純利益40億5400万円(同3.3%増)の従来見通しを据え置いている。