ソフトブレーン---19年12月期増収、フィールドマーケティング事業が好調に推移

材料
2020年1月31日 19時02分

ソフトブレーン<4779>は30日、2019年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比7.7%増の98.94億円、営業利益が同5.5%減の11.66億円、経常利益が同5.5%減の11.72億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.0%減の7.64億円となった。

営業イノベーション事業の売上高は前期比9.9%増の51.59億円、セグメント利益は同3.7%減の8.12億円となった。営業面では引き続きセミナー開催などを通じて新規顧客の開拓を推進するとともに、既存顧客への更なる利用促進のために、従来の活用支援サービスに加え集合型ユーザー研修を強化した。また、開発面では主力商品であるCRM/SFAソフトウェア「eセールスマネージャー」の使い勝手の良さを追求した開発やセルフサーブ型「eセールスマネージャーRemix MS」の開発に引き続き取り組んだ。また、主力商品である「eセールスマネージャー」の販売がクラウド型を中心に堅調に推移した。

フィールドマーケティング事業の売上高は前期比8.7%増の40.89億円、セグメント利益は同10.8%増の3.51億円となった。大手消費財メーカーを中心に継続的な営業活動によりニーズの把握、案件発掘、新規提案を積極的に行い、業種や業務の幅を拡大した「フィールド・クラウドソーシング」のコンセプトの下、新たな市場開拓に取り組んだ。また、主力サービスである定期フィールドビジネスや人材派遣ビジネスが引き続き堅調に推移した。

システム開発事業の売上高は前期比2.7%増の4.31億円、セグメント利益は同45.9%減の0.11億円となった。既存ユーザーへの販売拡大により売上は堅調に推移したが、一部案件において追加開発費が発生する等収益性が低下した。

出版事業の売上高は前期比31.4%減の2.14億円、セグメント損失は0.08億円(前期は0.52億円の利益)となった。売上面では書籍販売の減少を背景に減収となった。費用面ではコストの抑制に取り組んだ。

2020年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.1%増の107.00億円、営業利益が同7.2%増の12.50億円、経常利益が同6.7%増の12.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.6%増の8.00億円を見込んでいる。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.