橋本総業ホールディングス---3Qも増収・2ケタ増益、全セグメントが順調に推移

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2020年2月3日 17時27分

橋本総業ホールディングス<7570>は30日、2020年3月期第3四半期(19年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.3%増の1,027.98億円、営業利益が同21.4%増の20.30億円、経常利益が同21.9%増の22.90億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同19.1%増の14.88億円となった。

管材類の売上高は前年同期比0.6%増の318.71億円となった。工場設備投資需要の減少及び消費税増税後の金属管材、樹脂管材の需要が減少した一方で、消費税増税の影響で、新築・リフォームの仮需要が発生した。

衛生陶器・金具類の売上高は前年同期比6.4%増の298.62億円となった。消費税増税の仮需要後、住宅の新築・リフォーム需要が低迷する一方で、非住宅物件が堅調に推移した。また、一般衛生陶器・水栓メーカーが主力商品の値上げを実施したことも要因となった。

住宅設備機器類の売上高は前年同期比5.0%増の167.02億円となった。消費税増税の仮需要後、住宅の新築・リフォームが低迷する一方で、食器洗浄乾燥機・衣類乾燥機・業務用給湯器の需要が堅調に推移した。また非住宅物件の需要も好調に推移した。

空調・ポンプの売上高は前年同期比10.6%増の230.25億円となった。業務用空調機は学校物件を積極的に受注したこと、また住宅用空調機を暖房用としての利用を提案したことで、出荷が好調に推移した。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.1%増の1,370.00億円、営業利益が同10.8%増の27.50億円、経常利益が同9.7%増の30.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同10.9%増の20.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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