太陽誘電は大幅安、配当増額も10~12月期利益減速で新型肺炎リスクも警戒

材料
2020年2月10日 9時32分

太陽誘電<6976>は大幅安、一時5%を超える下げで3300円近辺まで水準を切り下げた。同社が前週末7日取引終了後に発表した19年4~12月期決算は、コンデンサー好調を受けて営業利益が前年同期比12%増の297億4500万円と2ケタ増益を達成した。しかし、好決算は事前に織り込みが進んでいた。また、10~12月期だけで見ると前年同期実績を下回っている。20年3月期配当は従来計画に4円増額の26円としたが、配当利回りは依然として1%に届かずインパクトは限定的。新型肺炎の感染拡大に伴うサプライチェーン・リスクなども嫌気した売りがかさむ展開となった。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.