NY株式:NYダウ128ドル安、新型肺炎への懸念が再燃

市況
2020年2月14日 7時00分

米国株式相場は下落。ダウ平均は128.11ドル安の29423.31、ナスダックは13.99ポイント安の9711.97で取引を終了した。中国が新型肺炎の認定基準を変更したことで感染者数が大幅に増加し、売りが先行。新型コロナウイルス感染拡大の勢いが弱まりつつあると楽観的な見方が広がっていたこともあり、投資家心理が急速に悪化し軟調推移となった。セクター別では、公益事業や家庭用品・パーソナル用品が上昇する一方でテクノロジー・ハード・機器や医薬品・バイオテクノロジーが下落した。

ネットワーク機器メーカーのシスコ・システムズ(CSCO)は、2-4月期の大幅減収を示唆し下落。カジノ運営のMGMリゾーツ・インターナショナル(MGM)は、任期満了に伴いジム・ムレンCEOの辞任を発表し軟調推移。食品会社のクラフト・ハインツ(KHC)は、決算内容が嫌気されたほか、約7億ドルの減損費用を発表し下落。一方で、電気自動車のテスラ(TSLA)は、20億ドル相当の新株発行による資金調達を発表した後上昇した。

ストリーミング端末のロク(ROKU)は、マーケット終了後に10-12月期決算を発表し、売上高は予想を上振れ、一株損失は縮小した。時間外取引で上昇して推移している。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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