明日注目すべき【好決算】銘柄 ギフティ、オープンH、オロ (14日大引け後 発表分)

注目
2020年2月16日 11時00分

14日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

ギフティ <4449> [東証M]  ★今期経常は99%増で4期連続最高益更新へ

◆19年12月期の連結経常利益は前の期比84.8%増の5.2億円に伸びて着地。続く20年12月期も前期比99.0%増の10.4億円に拡大し、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は主力の法人向けeギフトサービス「giftee for Business」の利用企業が拡大し、手数料収入やシステム利用料収入が大きく伸びる。売上高は前期比46.2%増の25.8億円を見込む。

アプライド <3020> [JQ]  ★4-12月期(3Q累計)経常が43%増益、対通期進捗率94%

◆20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比43.4%増の13.2億円に拡大して着地。プライベートブランド商品の投入や差別化商品の品揃え強化が奏功し、化粧品・雑貨店が大幅増収を達成。商品とサービスを融合したシステムの販売を進めたパソコン部門も利益拡大に貢献した。

通期計画の14億円に対する進捗率は94.4%に達しており、業績上振れが期待される。

オープンH <3288>   ★10-12月期(1Q)経常は72%増益で着地

◆20年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比72.2%増の140億円に拡大して着地。新築マンションの価格上昇や供給戸数減少を背景に、戸建て住宅の販売好調が継続したことが寄与。収益不動産事業で投資用物件の販売単価が上昇したことも大幅増益に貢献した。

フライト <3753> [東証2]  ★4-12月期(3Q累計)経常は黒字浮上・通期計画を超過

◆20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は7億円の黒字(前年同期は3億7100万円の赤字)に浮上して着地。決済関連の新装置「Incredist Trinity Mini」の大型納品が寄与し、4.2倍の大幅増収を達成した。

通期計画の5億円をすでに40.0%も上回っており、業績上振れが期待される。

オロ <3983>   ★今期経常は33%増で6期連続最高益、前期配当を1.5円増額

◆19年12月期の連結経常利益は前の期比14.4%増の13.5億円に伸びて着地。続く20年12月期も前期比32.7%増の18億円に拡大し、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期も主力のクラウドを活用した基幹業務システムの稼働ライセンス数の増加基調が継続し、3期連続の2ケタ増収増益を見込む。

併せて、前期の年間配当を7.5円→9円に増額し、今期も9円を継続する方針とした。

ベース <4481> [東証2]  ★今期経常は23%増で3期連続最高益・20円増配へ

◆19年12月期の連結経常利益は前の期比52.2%増の16.5億円に拡大して着地。続く20年12月期も前期比23.0%増の20.3億円に伸び、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は先端技術を活用したIT投資ニーズが継続するなか、ソフトウェア受託開発の受注が伸びる。主要顧客3社への深耕を図るほか、4社目の柱となる顧客に対し、引き続き要員を集中投入する計画。

併せて、前期の年間配当を100円→120円に増額し、今期も前期比20円増の140円に増配する方針とした。

タツモ <6266>   ★今期経常は46%増益、4円増配へ

◆19年12月期の連結経常利益は前の期比42.2%減の9.1億円に落ち込んだものの、続く20年12月期は前期比46.4%増の13.3億円にV字回復する見通しとなった。今期はプロセス機器事業で半導体装置や洗浄機の販売が回復し、14.0%の大幅増収を見込む。

併せて、今期の年間配当は前期比4円増の13円に増配する方針とした。

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