ベルテクス急反発、生産コスト上昇が想定下回り20年3月期業績予想を上方修正

材料
2020年2月17日 12時53分

ベルテクスコーポレーション<5290>が急反発している。前週末14日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を370億円から385億円へ、営業利益を29億円から34億円へ、純利益を20億円から23億円へ上方修正したことが好感されている。

中核事業会社であるゼニス羽田及びホクコンの2社を中心に、コンクリート事業で原材料高騰による生産コスト及び運搬費の上昇が想定を下回ったことに加えて、比較的低採算であった製品群の売価や生産体制を見直した効果が想定を上回ったことが寄与した。また、パイル事業や防災事業も好調に推移したことも貢献した。

なお、同時に発表した第3四半期累計(19年4~12月)決算は、売上高277億4300万円(前年同期比53.5%増)、営業利益28億1800万円(同2.3倍)、純利益19億6300万円(同61.0%減)だった。

出所:MINKABU PRESS

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