PCNET Research Memo(2):法人向けにIT機器のLCM事業をサブスクリプションモデルで展開
■会社概要
1. 会社概要
パシフィックネット<3021>は法人のIT機器の調達、運用・保守から、使用済み機器の回収・データ消去、適正処分(リユース・リサイクル)までのライフサイクルマネジメント(LCM)をワンストップで支援する唯一の上場企業である。
グループ会社は2社が存在する。Microsoftのクラウドサービス分野で高い技術力を持ち、クラウド製品・サービスに関する技術支援及び教育指導等を行う(株)テクノアライアンス(2018年12月に子会社化)、無線ガイド機「イヤホンガイド(R)」の製造・販売・レンタル・保守を行う(株)ケンネットである。
2. 沿革
同社は1988年、PC及びその周辺機器のレンタル・販売を行う「株式会社パシフィックレンタル」として東京都渋谷区で誕生した。1997年には現在の「株式会社パシフィックネット」へと社名を変え、使用済みIT機器の回収及びリユースPC販売、データの完全消去で事業を拡大。そして2006年に東証マザーズへ上場、2016年には東証第2部への市場変更を果たした。
2018年5月に全店舗を閉鎖し、B to BのLCM事業を中心としたビジネスモデルへと大幅に業態転換を図った。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山崇行)
《ST》
提供:フィスコ