東京株式(前引け)=小幅続伸も値下がり多く上値の重さ目立つ

市況
2020年3月3日 11時46分

3日前引けの日経平均株価は前営業日比11円12銭高の2万1355円20銭と小幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は7億9768万株、売買代金概算は1兆3643億6000万円。値上がり銘柄数は603、対して値下がり銘柄数は1487、変わらずは72銘柄だった。

きょう前場の東京市場は朝方こそ前日の米国株急騰を受けて買い優勢でスタートしたものの、徐々に戻り売りに押され値を消す展開となった。主要国が金融政策で協調緩和の動きをみせるとの思惑が株高を後押ししているものの、新型コロナウイルスの経済への影響を警戒する形で一段の上値を買い進む動きはみられない。値下がり銘柄数の多さが目立つ。日経平均は一時マイナス圏に沈む場面もあったが、前引けは小幅プラス圏で着地。なお、TOPIXはマイナスだった。

個別ではソフトバンクグループ<9984>、ソニー<6758>が堅調。オリエンタルランド<4661>も買い優勢。武田薬品工業<4502>も買いを集めた。ビーロット<3452>が急伸、カーブスホールディングス<7085>はストップ高。テモナ<3985>、大幸薬品<4574>なども大幅上昇した。半面、東京エレクトロン<8035>が朝高後に値を消し、NTT<9432>も軟調。サニックス<4651>が急落となったほか、エイチ・アイ・エス<9603>も大幅安。ノーリツ鋼機<7744>も大きく値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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