アイスタディ---実業之日本社とeラーニング分野での協業推進
アイスタディ<2345>は4日、実業之日本社と既に締結している業務提携を、資格検定分野ならびに学校教育におけるキャリア・パスポートの開発分野において、より提携関係を深める基本合意をしたと発表した。
アイスタディと実業之日本社は、2017 年よりe ラーニングコンテンツの共同開発および資格研修のe ラーニング化分野において業務提携をしており、実業之日本社が培ってきた情報コンテンツの創出力や、幅広いジャンルにわたるライターとのネットワークを活用し、アイスタディが行なっていなかった IT
以外の知識や教養分野の研修コンテンツのe ラーニング化を進めている。
実業之日本社は『パンシェルジュ検定』『発酵検定』『化粧品成分検定』など、各種検定本の出版にも力を入れており、これらの検定対策コンテンツもe ラーニングシステム(LMS)「SLAP(スラップ)」にて提供を開始する。
また、文部科学省が定める「キャリア・パスポート」の機能を「SLAP」に追加し、学校教育関係者および児童生徒のキャリア教育を支援することを決定した。
文部科学省は、各都道府県教育委員会などに向けた事務連絡「『キャリア・パス
ポート』例示資料等について」の中で、「キャリア・パスポート」の作成活用を「2020 年4 月より、すべての小学校、中学校、高等学校において実施すること」を求めており、同社では全国各校が独自に運用する「キャリア・パスポート」を「SLAP」で一元管理できるように、各校の様式に合わせてカスタマイズ開発を進めるとしている。
《SF》