<注目銘柄>=ミナトHD、5G需要関連で活躍期待
ミナトホールディングス<6862>に注目したい。同社はメモリーモジュールが売上高の8割強を占めており、企業のIT投資意欲が旺盛ななかタッチパネルなどの電子デバイス需要拡大や、半導体市況の回復を追い風に見直し買いのタイミングにある。
19年4~12月期営業利益は前年同期比12.6%増の1億2200万円と2ケタ増益を確保した。Windows7のサポート終了によるパソコン買い換え需要の増加など一時的な要因が寄与した形だが、今後は5Gの投資需要によるメモリー・ストレージの容量増大への期待が買いの根拠となる。
株価は2月下旬以降の急落から立ち直り、目先底入れから5日移動平均線を上回ってきた矢先で追撃買いの好機だ。時価総額30億円未満と小型だが出来高流動性に富んでおり、300円台半ばという値ごろ感も考慮して、物色人気化する可能性が高い。(れい)