マザーズ指数は3日ぶり大幅反発、原油相場の下げ止まりを好感、オンコリスが急騰/マザーズ市況

市況
2020年3月10日 17時20分

本日のマザーズ指数は3日ぶりの大幅反発となった。前日の米国株式市場では、新型肺炎の感染拡大で世界的に経済活動が停滞するなか、原油相場の急落もリスク要因になるとの不安が広がり、NYダウは終値で過去最大の下げ幅を記録。この流れから、本日のマザーズ市場にも朝方から売りが先行した。一方で、足元で急落を見せた原油相場による下落が一服したタイミングで、為替市場においても円安・ドル高が進行。これにより、朝方の売り一巡後には次第にマザーズ銘柄全般に積極的な押し目買いが入る展開となった。物色としても、時価総額上位銘柄に総じて買い戻しの動きが優勢となった。なお、売買代金は概算で1114.75億円。騰落数は、値上がり226銘柄、値下がり84銘柄、変わらず6銘柄となった。

値上がり率上位銘柄では、オンコリスバイオファーマ<4588>が24%高になったほか、バリュエンス<9270>やイグニス<3689>がそれに続いて大幅高に。売買代金上位銘柄では、アンジェス<4563>、メルカリ<4385>、GNI<2160>、そーせい<4565>、Aiming<3911>、Amazia<4424>などが上昇。一方で、新株予約権発行で15億円調達するモブキャスト<3664>が10%安になったほか、メドレー<4480>やDMP<3652>はさえない。

なお、本日マザーズ市場に新規上場したビザスク<4490>の初値は公開価格を12.7%下回る1310円となり、初値形成時の出来高は56万6400株であった。

《SK》

提供:フィスコ

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