10万円以下で買える、経常最高益&低PER「お宝候補」23社【東証1部】編 <割安株特集>
上場企業の売買単位100株統一や株式分割実施などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証1部上場企業では1006社が最低投資金額10万円以下で購入できる。また、ネット証券の多くでは約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、手数料を気にせずに売買が可能となっている。
最低投資金額が10万円以下の銘柄は小額資金で購入できるほか、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、買付や売却の時期を分散できるメリットがある。今回は、今期に経常最高益を見込み、かつ予想PER(株価収益率)が10倍を下回る割安感の強い銘柄に注目してみた。
下表は東証1部上場銘柄(銀行を除く)を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額300億円以上、(3)今期に経常最高益を見込む、(4)予想PERが10倍以下――を条件に投資妙味が高まる割安な「お宝候補」23社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは13日現在)
なお、15日(日)16時に「10万円以下で買える、経常最高益&低PER『お宝候補』【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌ 経常利益┐ 予想
コード 銘柄 金額 増益率 今期 決算期 PER
<8897> タカラレーベ 32300 30.7 11800 20/03 4.4
<3232> 三重交HD 40500 0.7 7100 20/03 8.7
<1332> 日水 41100 4.5 26500 20/03 7.3
<1893> 五洋建 45300 18.6 31500 20/03 5.9
<8593> 三菱Uリース 48400 7.3 94000 20/03 6.2
<8892> 日エスコン 52200 4.1 12300 20/12 4.2
<4097> 高圧ガス 55000 7.3 6200 20/03 8.2
<7148> FPG 61000 0.7 14491 20/09 5.4
<3186> ネクステージ 62000 27.4 7500 20/11 8.8
<1879> 新日本建 68000 1.1 14700 20/03 3.9
<3941> レンゴー 68600 56.6 43000 20/03 6.1
<9743> 丹青社 69400 5.6 6200 21/01 7.9
<5930> 文化シヤタ 71000 6.5 11500 20/03 6.7
<9069> センコーHD 74200 5.7 21000 20/03 9.2
<5929> 三和HD 79600 8.4 33000 20/03 8.0
<1942> 関電工 79700 9.1 33600 20/03 7.5
<7874> レック 81900 5.2 4400 20/03 9.7
<4099> 四国化 84200 0.8 8500 20/03 8.3
<8934> サンフロ不 84500 21.0 15500 20/03 4.0
<9842> アークランド 88800 3.3 11000 20/02 6.2
<3003> ヒューリック 90500 8.7 92000 20/12 9.8
<3050> DCM 91900 13.5 22600 20/02 8.7
<3254> プレサンス 92800 18.5 31429 20/03 2.8
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PERが倍。
※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。
株探ニュース