新興市場銘柄ダイジェスト:スマレジは大幅に4日ぶり反発、高見サイがストップ高

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2020年3月16日 17時47分

<3497> リーガル不動産 614 +67

一時ストップ高。7月末日現在の株主を対象に優待制度を拡充すると発表。新たに「リーガル不動産プレミアム優待倶楽部」を導入し、200株以上所有の株主を対象に保有株式数に応じて株主優待ポイントを進呈。特設サイトに掲載する商品や共通株主優待コイン「WILLsCoin」と交換できる。20年7月期第2四半期累計の営業利益は前年同期比21.3%減の12.67億円で着地、通期計画に対する進捗は50.6%。

<6424> 高見サイ 960 +150

ストップ高。20年3月期の営業損益を従来予想の6.7億円の黒字から11.6億円の黒字(前期実績は6.2億円の赤字)に上方修正している。交通システム機器で出改札関連機器の更新及び機器の改造などが当初の見込みより増加した。また、特機システム機器も堅調だった。併せて年間配当について、創立50周年の記念配当5円を加え従来予想の10円から15円(前期実績10円)に増額としている。

<4308> Jストリーム 753 +41

急騰。スマートフォンなどで撮影した授業動画を視聴用URLやQRコード経由で生徒向けに動画配信できるサービスを3カ月間無料で提供すると発表。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、臨時休校している学校法人が対象。動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」と反転授業用ビデオ教材作成アプリ「Photron-Mobile Video Creator」を提供し、学校現場を支援する。

<6030> アドベンチャー 2590 +500

ストップ高。20年6月期第2四半期累計の営業利益を前年同期比235.7%増の10.25億円と発表している。コンシューマ事業で旅行系が伸長し、利益を押し上げた。通期予想は非開示。また、1月23日に開示済みの連結子会社での不正流用について19年6月期に約1.44億円、20年6月期第2四半期累計期間に0.70億円の不正流用損失を計上し、過年度決算と有価証券報告書を訂正している。

<7687> ミクリード 675 -

公開価格(890円)を8.1%下回る818円で初値を付けた。会社設立は12年11月30日。主な事業は飲食店向け業務用食材などの企画・販売。20年3月期の営業利益予想は前期比15.0%増の1.61億円。ECサイトのリニューアルに加え、ユニークな商品や流行の商品を小冊子で既存顧客に紹介するなどし、顧客店舗数が順調に伸びる見通し。第3四半期累計の実績は1.69億円だった。

<4563> アンジェス 676 +87

大幅に3日続伸。オーストラリアで実施中の高血圧ワクチン開発のための第1/2a相臨床試験で、予定した24例の患者への投与が完了したと発表している。今後、二重盲検下で6カ月間の安全性と有効性を評価し、その後6カ月の非盲検下で長期安全性と有効性を評価する。臨床試験結果の公表は20年第4四半期頃の予定。注射剤であるワクチンは一度の投与で長期間にわたって効果が持続することが期待されているという。

<4431> スマレジ 2683 +148

大幅に4日ぶり反発。20年4月期第3四半期累計の営業利益を前年同期比136.5%増の7.08億円と発表している。クラウドサービス関連機器販売が倍増したことに加え、クラウドサービス月額利用料等も伸長し、利益が拡大した。通期予想は前期比48.8%増の6.42億円で据え置いた。第3四半期累計時点で既に上回っていることから上方修正への期待が広がっている。

《ST》

提供:フィスコ

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