ソニーが売買代金高水準で5日ぶり切り返す、ゲーム関連の切り口で資金シフトの動き
ソニー<6758>が商いを伴い5日ぶりに大きく切り返している。売買代金は前引け時点で約650億円をこなし、東証1部上場企業のなかでソフトバンクグループ<9984>に次ぐ第2位。きょうは日経平均が乱高下している状況で全体相場は極めて不安定な動きにあるが、そのなかゲーム関連株は巣ごもり消費の一角として相対的に強い動きをみせている。ソニーはゲーム関連部門が収益の主力であり、新型コロナウイルスによる影響を比較的受けにくい銘柄としての切り口で機関投資家など大口資金の資金シフト対象となっているようだ。なお、前引け時点で同社株の時価総額は7兆4283億円、ソフトバンクGが7兆4961億円でほぼ同水準にある。