本日注目すべき【好決算】銘柄 パイプドHD、アスクル、DVx (17日大引け後 発表分)
17日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
パイプドHD <3919> ★前期経常を18%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆20年2月期の連結経常利益を従来予想の11.9億円→14億円に17.6%上方修正。増益率が3.1倍→3.6倍に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。情報資産プラットフォーム事業、その他の事業の売上高は計画を下回ったものの、内部体制の効率化や生産性の向上で採算が改善したことが利益を押し上げた。
一方、投資有価証券評価損1.9億円を計上したことを踏まえ、最終利益予想は据え置いた。
アスクル <2678> ★6-2月期(3Q累計)経常が2.7倍増益で着地
◆20年5月期第3四半期累計(19年6月-20年2月)の連結経常利益は前年同期比2.7倍の62.4億円に急拡大して着地。配送無料となる注文金額を引き上げや物流コストの低減などが奏功し、個人向け通販サイト「LOHACO」部門の採算が大きく改善したことが寄与。
DVx <3079> ★今期経常を15%上方修正
◆20年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の8.7億円→10億円に15.4%上方修正。減益率が34.6%減→24.5%減に縮小する見通しとなった。医療機器の販売が堅調に推移するなか、人件費をはじめとする販管費が想定を下回ることが利益を押し上げる。
株探ニュース