新興市場銘柄ダイジェスト:リボミックは急伸、ブロメディアが後場に急騰
<4347> ブロメディア 73 +7
後場に急騰。NTTドコモ<9437>が運営するゲームプラットフォーム「dゲーム」で「Gクラスタ」技術を用いたクラウドゲームの提供を開始したと発表。「真・三國無双8」（リリース予定は4月）と「FINAL FANTASY XV」（同5月）など人気ゲームを提供する。dゲーム向けクラウドゲームは、次世代通信規格「5G」に対応しており、ダウンロードせずにハイエンドゲームを手軽に楽しむことができるという。
<4427> EduLab 2997 -188
大幅に3日ぶり反落。文部科学省が4月16日に予定していた「令和2年度全国学力・学習状況調査」の実施を取りやめると発表。新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的とした臨時休校を考慮した措置。EduLabは調査に関する委託事業（小学校事業）を受託しており、今後の対応については文科省と協議するとしている。現時点では業績予想の修正の必要はないと判断しているが、状況に変更があった場合は適時開示するという。
<3979> うるる 1058 +76
急伸。20年3月期の営業損益を従来予想の3.66億円の赤字から2.15億円の赤字（前期実績4.29億円の黒字）に上方修正している。主力の入札情報速報サービス「NJSS」で営業プロセスの最適化が順調に進捗し、有料契約件数や1件当たり日割り売上高が増加した。また、検討中の投資の一部実施を見送ったことに加え、コンサルティング費用の抑制なども赤字額を縮小させる要因となった。
<3927> Fーブレイン 624 -4
急伸後マイナス転換。分散管理によるデータ漏えい対策を提供するZenmuTechと企業のテレワーク推進のため、両社製品・サービスの企画・販売で業務提携すると発表。ZenmuTechのデータ分散管理サービスと、フーバーブレインの生産性向上製品「Eye”247” Work Smart」を協力して企画・販売し、企業のテレワーク推進にかかるシステム投資や導入期間の削減を目指す。
<7047> ポート 475 +20
大幅に3日続伸。リブセンス<6054>が運営する新卒就活サービス「就活会議」事業を承継し、簡易分割で設立される新設会社の全株式取得で基本合意することを決めたと発表している。取得価額は15億円。就活会議は企業のエントリーシートや面接などの口コミ情報を収集、提供している。完全後会社化で会員数は単純合算で約46万人となり、就職活動生の約2/3がポートグループの会員になるという。
<4591> リボミック 333 +29
急伸。韓国の総合ヘルスケア企業であるAJU薬品と韓国・東南アジア地域でのRBM-007の滲出型加齢黄斑変性を適応疾患とするライセンス契約を締結したと発表している。リボミックは契約一時金として0.01億米ドル（約1.05億円）を受領するほか、開発マイルストンとして最大0.05億米ドル（約5.25億円）、合計最大0.06億米ドル（約6.30億円）を受け取る権利を取得する。
<2334> イオレ 1100 +90
大幅に4日ぶり反発。同社が企画・運営する「らくらく連絡網」を利用する小中学生の子供を持つ保護者向けに学習支援に関する情報を提供すると発表している。新型コロナウイルスによる小中学校の一斉臨時休校に伴う措置。掲載情報例として、単元テストに関わる内容の無料教材のほか、動画などを利用した無料eラーニングコンテンツやその使い方、学習塾の教材の特別無料公開などを挙げている。
《ST》