23日の株式相場見通し=下値模索続く、新型コロナへの警戒感一段と高まる
週明け23日の東京株式市場は、売り優勢となり日経平均は下値模索の展開が続きそうだ。前週末20日にNYダウは900ドル強の下落と再びリスク回避の売りに晒されている。欧米で新型コロナウイルスの感染者拡大が続くなか、警戒ムードは一段と高まっており本格的なリバウンドが期待できる環境にはない。日経平均はテクニカル的な反発はあっても戻り売りに持続的な上昇は見込みにくい環境だ。東京五輪開催の延期の可能性が高まるなか、東京市場はしばらく外国人投資家の売り圧力が続くことが予想される。
20日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比913ドル21セント安の1万9173ドル98セントと大幅反落。ナスダック総合株価指数は、同271.061ポイント安の6879.517だった。
日程面では、2月の白物家電出荷額、2月のコンビニエンスストア売上高など。