東京株式(前引け)=急騰、買い戻し加速で一気に1万8000円回復

市況
2020年3月24日 11時52分

24日前引けの日経平均株価は前営業日比1138円95銭高の1万8026円73銭と大幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は10億8091万株、売買代金概算は1兆7399億4000万円。値上がり銘柄数は1675、対して値下がり銘柄数は463、変わらずは29銘柄だった。

きょう前場の東京市場は大きく買い優勢に傾き、日経平均は1100円を超える急騰で1万8000円台を一気に回復した。前日の米株市場でNYダウが大幅続落したものの、日銀のETF買い大幅増額の動きなどを背景に空売り筋の買い戻しが一気に加速する形となった。海外投資家による米国株買い・日本売りのポジション解消の動きも反映されたとみられている。

個別ではソフトバンクグループ<9984>、ファーストリテイリング<9983>が大きく買われたほか、東京エレクトロン<8035>も急伸。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも高い。ファナック<6954>、ダイキン工業<6367>なども高い。ラクーンホールディングス<3031>、マルマエ<6264>、エスプール<2471>、ビジョン<9416>などストップ高銘柄も続出した。半面、日本電産<6594>が軟調、塩野義製薬<4507>も安い。小林製薬<4967>も大きく値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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