カイオムががん治療用抗体CBA-1205に関する治験計画届を提出
カイオム・バイオサイエンス<4583>がこの日の取引終了後、がん治療用抗体CBA-1205に関する治験計画届を3月24日付で医薬品医療機器総合機構(PMDA)に提出したと発表した。
CBA-1205は、同社が開発した肝臓がん、肺がんなどの固形がんの細胞表面に発現するたんぱく質DLK-1を標的とするヒト化モノクローナル抗体。現時点でDLK-1を標的とする治療薬は上市されておらず、臨床開発に進んでいる治療薬候補もないとしており、そのため行われる治験はDLK-1を標的とする治療薬として世界で初めて患者に投与する第1相臨床試験となるという。なお、同件による20年12月期業績への影響はないとしている。