外為サマリー:一時108円20銭台に軟化、NYダウ先物安が重荷

通貨
2020年3月27日 15時15分

27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=108円44銭前後と前日の午後5時時点に比べ2円00銭強のドル安・円高となっている。

米新規失業保険申請件数の急増を背景とした米景気の悪化懸念から、前日のニューヨーク市場でドル安・円高が進んだ流れを引き継ぐかたちとなった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が26日のテレビ番組で追加緩和の可能性に言及したことから積極的にはドルを買いにくいほか、東京市場では年度末を控えたレパトリエーション(海外にある資金を自国内に戻すこと)に伴うドル売り・円買いなどが意識されたもよう。また、前週にドル需給が逼迫していた局面でドル買いを進めていた向きの売りも出ているようだった。正午過ぎに108円24銭まで軟化したあとは下げ渋る動きとなったが、時間外取引でのNYダウ先物の下落が重荷となり戻りは鈍かった。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1070ドル前後と同0.0140ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=120円05銭前後と同60銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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