豪ドル週間見通し:上げ渋りか、66円を挟んだ水準で推移する可能性

通貨
2020年3月28日 14時29分

■上昇、米政府の大型経済支援策を好感した豪ドル買い

先週の豪ドル・円は上昇。資源価格の下落やドル資金需要の高まりを受けた豪ドル売りが先行した。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)による無制限の量的緩和策や米国政府の大型経済支援策決定を受けて、豪ドル買い・米ドル売りが活発となり、この影響で対円レートは上昇した。取引レンジ:62円93銭-67円71銭。

■上げ渋りか、66円を挟んだ水準で推移する可能性

今週の豪ドル・円は上げ渋りか。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によって資源価格の先安観が台頭しており、リスク選好的な豪ドル買いは抑制される見込み。米ドル・円相場に大きな動きがない場合、豪ドル・円は66円を挟んだ水準で推移する可能性がある。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント

・4月1日:豪準備銀行理事会議事要旨公表(3月19日開催分)

予想レンジ:64円50銭-67円50銭

《FA》

提供:フィスコ

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