外為サマリー:一時1ドル107円30銭台に軟化、NYダウ先物安などが重荷

通貨
2020年3月30日 10時38分

30日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=107円51銭前後と前週末の午後5時時点に比べ1円40銭弱のドル安・円高となっている。

27日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=107円94銭前後と前日に比べて1円60銭強のドル安・円高で取引を終えた。新型コロナウイルスの感染がニューヨーク州などで急拡大していることから、米経済の悪化懸念が一段と高まった。この日に発表された3月の米消費者態度指数が悪化したことも影響し、一時107円70銭台まで軟化した。

東京市場に移ってからもリスク回避目的のドル売り・円買いが優勢の展開。時間外取引のNYダウ先物が下落していることが重荷となるかたちで、午前8時50分過ぎには107円37銭をつける場面があった。きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業のドル買いなどが意識されやすいことから売り一巡後は下げ渋っているものの、日経平均株価が大幅安となっていることもあって戻りは鈍い。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1105ドル前後と同0.0080ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=119円39銭前後と同60銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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