東京株式(前引け)=前日比626円安、新型コロナの感染拡大など警戒

市況
2020年3月30日 11時53分

30日前引けの日経平均株価は前日比626円73銭安の1万8762円70銭。前場の東証1部の売買高概算は8億3018万株、売買代金は1兆3350億円。値上がり銘柄数は199、値下がり銘柄数は1929、変わらずは17銘柄だった。

日経平均株価は大幅安。前日の米株式市場でNYダウが前日比915ドル安と急落したことを受け、東京株式市場も大きく値を下げて推移した。日経平均株価は一時800円を超す下落となり、1万8500円台まで値を下げる場面があった。新型コロナウイルスの感染拡大が世界的に続いていることが嫌気されている。為替が1ドル=107円前半へ円高が進行していることも、売り要因となっている。

個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>が安く、トヨタ自動車<7203>やソニー<6758>、任天堂<7974>が値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>も大幅安。原油安を受け国際石油開発帝石<1605>や石油資源開発<1662>も軟調。半面、富士フイルムホールディングス<4901>や神戸物産<3038>、旭化成<3407>、中外製薬<4519>が高い。

出所:MINKABU PRESS

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