レーサムがS高カイ気配、14億円を上限に自社株買いを実施
レーサム<8890>がストップ高カイ気配。3月31日大引け後、発行済み株式数(自社株を除く)の7.9%にあたる300万株(金額で14億円)を上限に自社株買いを実施すると発表しており、これを好材料視する買いが入っている。
需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は4月1日から4月30日まで。同時に、20年3月期の売上高予想を従来の690億円から550億円に下方修正した。ただ、各利益は据え置いたため、売り材料とはならなかった。資産運用事業で想定よりも高い利益率での物件売却が実現したことによるものとしている。
最終更新日:2020年04月01日 09時46分