外為サマリー:107円30銭前後へ軟化、NYダウ先物の下落受け売り膨らむ
1日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=107円37銭前後と前日午後5時時点に比べ1円00銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=118円38銭前後と同80銭強のユーロ安・円高で推移している。
午前11時10分過ぎには一時107円93銭までドル高・円安が進んだ。この日発表された財新・3月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.1と回復し、好不況の境目となる50を上回った。これを受け、ドル高・円安が進んだが、午後2時以降、NYダウ先物が下落すると日経平均株価とともにドルも下げ幅を拡大。午後3時にかけ107円30銭前後まで急落した。市場では、今晩発表される米3月ISM製造業景況感指数などが注目されている。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1024ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。