クロスプラスは一時S高、グループ会社が保育施設などにマスク販売開始へ
クロスプラス<3320>が一時ストップ高まで買われた。同社はきょう、グループ会社のディスカバリープラスが保育施設や介護事業所などを対象にマスクの販売を開始すると発表しており、これが好感されたようだ。ただ、買い一巡後は上値が重くなっている。
クロスプラスは婦人服を中国取引工場で年間4000万枚生産しており、この取引工場の協力のもとマスクの調達ルートを確保している。こうしたことを背景に、ディスカバリープラスは緊急的に1週間で最大100万枚程度を調達できる見込みになったという。今回緊急対応ということもあり、原産国表示などはしておらず、製品パッケージも簡素化しているが、品質面は中国政府認定のマスク専用工場で製造しており、十分な管理体制で生産された製品になるとしている。